お尻かじり虫、出現?!

知らずのうちに
体の使い方というのは
人によってクセがあります。


歩き方、
机に向かう姿勢、
くつろいでいるときの姿勢
などなど…



そのクセによって

使いすぎてる筋肉さん、
縮んだまんまの筋肉さん、
引っ張られすぎの筋肉さん、
休んだままの筋肉さん

などの差が出てきます。

↑久しぶりの写真だわね☺️

ほんとは
それぞれの役割があるけれど
偏ってしまい、

どこかがバランスを取るために
どこかの筋肉が
過剰に負担している可能性があります。


まるで人間の集団グループの
個性のようですね笑


前回のピラティスレッスンのとき、

レッスンが終わった後に


お尻をトントンと叩いている生徒さんが
いらっしゃいました。


「お尻にきましたか?」
と聞くと

「お尻が噛まれたみたいに痛いです。」
といっていました。


私、噛んだっけ?笑笑
オバケがいたかな?


いや、
こちらの生徒さん、
お尻の筋肉が
弱いのです。

このことは
ご本人も知っています。

生徒さん、
「お尻の右と左、両方噛まれた。」 


って。笑笑



面白い表現に笑ってしまいました😆

お尻が噛まれたような痛み😆、その原因は
股関節の外転筋群を鍛えるエクササイズです。

股関節の外転筋群とは
脚を横に開く、広げる時に働く筋肉の総称です。

該当するのは、
中殿筋、小臀筋、大臀筋上部、大臀筋膜張筋などです。



お尻の筋肉が多いです。
この筋肉群は歩行の安定にも関わっています。

どう関係あるかというと
図に書いたのがこちら。


手書き感、満載ですが
興味のある人は、見てみてね。


簡単にいうと、
骨盤の左右を安定させてくれます。


これが弱いと
歩くときに
お尻が左右に揺れるような
歩き方になったりします。


ヨガでは木のポーズのときに
軸足の骨盤が外に流れないように
キープしてくれます。


逆にいうと、このポーズで軸足のお尻が横に出てしまう人は
外転筋群が弱いとも言えます。


股関節外転筋群のエクササイズとして、
サイドキックシリーズの
「レッグリフト」をしました。


横向きに寝転び、
上の脚を上げ下げします。


この時、ウエストから上げたら
別の筋肉に効いてしまいます。


ここでは、外転筋群を鍛えたいので、
骨盤の傾きは床と水平を保ったままで
股関節から脚を上げるようにします。

以前にその生徒さんが

「ピラティスをやってから
マラソンの走り方が安定した」
とおっしゃってくださっていました。

お尻は噛まれたように痛いけど、笑笑、

歩行やランニングは
安定している、ようです。

噛まれたお尻は…

「最後にやったストレッチで足りなかったらお風呂でしっかりお尻をほぐしといてください」

と、お伝えしました。

帰りの足取りが軽くなったことを
願っております♡


ではまた♪

美香ヨガ&ピラティス 東大阪

美香ヨガ&ピラティス 東大阪 東大阪市若江岩田駅前市民プラザ(希来里施設棟5階)をメインにレッスンを開催しています