最近、ちょっとしたことで疲れやすくなった気がする。
自転車を漕ぐのが重かったり
階段を上るのが億劫だったり、
朝の目覚めが重たかったり。
「年齢のせいかな」と思うこともあるけれど、
同じ年代のあの人はいつも元気そう。
もしかしたら——体からの手紙、かもしれません。
「がんばりすぎてない?」
「ちょっと休憩しようよ」 そんなふうに、
体がそっと声をかけてくれているのかも。
若いころは、つい力を入れていた。
それでもやっていけた。
でも今は、力を入れると疲れてしまう。
筋肉質になりたいわけでもない。
しなやかさと芯のあるやさしさ
40歳になる直前でヨガを始めた私。
その頃からの連日続いていた疲れは、
なるべく省エネで身体を使う時期に
到来していたことのサインのように思います。
力を手放すこと、力を抜くことの強さ
しなやかさって、内なる芯があるからこそ。
ヨガにはそんなポーズがたくさんあります。
代表的な2つのポーズをご紹介します。
「戦士のポーズ2」ヴィーラバドラーサナⅡ、ウォーリアⅡ
左右に大きく開いた脚に、胴体を深く沈める。手の先一点を見つめ呼吸は深く、柔らかく。太ももやお尻、体幹を使いながら、胸や肩、股関節を開いていく。 踏ん張るんじゃなくて、根を張るように。胸周りは軽やか。
まるでフェンシングで闘っている選手のようですね。強さ、安定、集中、冷静、しなやか、機敏、、、どれも備えているように思います。
「木のポーズ」ヴリクシャアーサナ
片足で立ち、もう片方の足をそっと添えて、胸の前で合掌。さらに両手を空へ伸ばす。 ぐらついてもいい。風に揺れる木のように、バランスを感じながら立つ。
その姿は、まるで人生そのもの。
揺れても、折れない。消えない。また戻ってくる。
私の芯は、ちゃんと育ってる。
「ポーズの中に、私の人生がある」 …なーんつってな。
ぎゃはーー( ̄∇ ̄)
今日も、そんなやさしい時間を過ごせますように。
ではまた♪