心に寄り添うヨガの教え~イシュワラ・プラニダーナ~
みなさん、お元気ですか?
5月も後半に入って
少しずつ暑くなってきましたね🍉ι(´Д`υ)
コロナさんでお休みの間に始めた
ベランダ菜園のキュウリさんも
熱い太陽に向かって順調に成長しています♡
さて♡
今回もヨガ哲学シリーズ、「ニヤマ」についてお伝えしますぞ(∩´∀`)∩
ニヤマには5つの教えがあります。
1. シャウチャ(Shaucha)/ 清浄
2. サントーシャ(Santosha)/ 足るを知る
3. タパス(Tapas)/ 苦行、自制
4. スヴァディアーヤ(Svadhyaya)/ 読誦
5. イシュワラ・プラニダーナ(Ishvarapranidhana)/ 祈念、献身的な心
今回は、5の
「イシュワラ・プラニダーナ」について
です。
ついに
今回でひとまずヨガ哲学シリーズは
ラストでございます~~
で。
「イシュワラ・プラニダーナ」は
「献身的な心を持つ」というススメです。
つまりは、そういうことなのですが
元の意味は深く・・・♡
せっかくなので
元の「イシュワ・プラニダーナ」の意味から
解説します(・ω・)/
「イシュワラ」とは、
生命の根源、すべての神様の総称で
「プラニダーナ」は、
「祈念」「信仰」「ともに生きる」という意味です。
つまり、言葉で表すと「神への祈念」となります。
神への祈念というと、
宗教的なイメージを感じるかもしれません。。。
でもここでいう神=イシュワラとは
特定の姿かたち、名前を持った神に祈ることとは
違います。
イシュワラはいわば、「最も純粋な存在」を表しています。
ピュアです、ピュア( ´艸`)♡♡
「神」という、自分の外にある存在に意識を向けるのが
スタート地点なのですが
その神に信仰することで、
結果的には自分自身の本当の姿に
戻っていくことができるというものです。
そう!「戻る」という考え方♡
ヨガでは、本当の自分は「純粋な存在」「執着のない存在」。
本当の自分は
とてもとても純粋なのでございます♡
(私が書いてて申し訳ない気がしてきました・・・(・∀・))
本来の自分は
限りなく純粋な存在であり、
常に穏やかで至福の状態に留まっています。
そこに「戻る」ために
献身的な心を持ちましょう、というものです。
そして
自分ではどうすることもできないこと、
例えば
自然の力や
時代の変化、
自分の努力とは関係ないところで発生した
予定外の出来事などに対しても
受け入れ、身を委ね、
共存しましょう、という意味が含まれます。
私に
ヨガ哲学を教えてくれた先生は
「イシュワ・プラニダーナ」について
教えてくださったとき
こんなことをおっしゃってました。
「献身的に生きていても
どうにもならない事があります。
それは、自分のせいではないと思っていいんです。
神にもどうすることも出来ないのだから
自分が責任を感じることはないです。」と。
そのとき、フッと救われた気がしました。
その頃の私は
自己啓発系の本を読むのが好きで
「目の前の出来事は自分が作り上げたもの」
といった言葉を目にしては
我が身に降りかかっている現象を
「自己責任」のように受け止めていたので
「上手くいっていない」と感じていた
すべての出来事に対して
「自分のせい」と捉えて
落ち込んでは抜け出そうとしていた時でした。
なので
先生のそのお話から
「それは仕方ないのさね~~」、と
勝手に感じていた責任を
手放すことができた瞬間でした。
そして
「仕方ない」と割り切ったほうが
心が軽くなって
行動できるものです。
一喜一憂したり、
感情のゆさぶりは
人間らしくもありますが
心をどこに向かわせるかは
自分で決められるということです。
こういう時なら神はどう考え
どう行動するか
答えはとてもシンプルなのに
難しくしているのは
自分自身かもしれません。
(心がイタタ・・・笑)
以上、シリーズでヨガ哲学の
「ヤマ」「ニヤマ」をお伝えしてきました。
確かにヨガ哲学の言っていることは
私自身、
すごーーーく腑に落ちる。
でもでもでも・・・
この教えを日々、
常に自分を監視するかのように行うことは
心身のバランスを崩すような気がします(;´∀`)
急にできるもんじゃぁございません。
というか
出来たらすごいよ・・・( ゚Д゚)
うらやましいよ・・・(;・∀・)
嫉妬しちゃうよ、もう・・・(;´・ω・)
まだまだ修行の身でございます。
ただ、
そんなこんな私でも
ちょっと疲れた時や
行き詰ったときに
本を手に取り
学びなおしたり
逆に
本を何気なく読んでいると
「あの時の出来事はこう解釈できるわけか」
と以前よりヨガの教えが
理解できていているように思います。
おかげで
サボテンのような
心のトゲトゲも(笑)
自分で抱えてた
氷のような
冷たさも
(エスサかいな⛄❄)
減ってきて
「生きやすく」なったように
思います。
今回ヨガ哲学を
ご紹介させていただいたことで
少しでも
あなたの心が
ユルリと出来たなら
嬉しいです。
シリーズはこれで終わりですが
今後もちょいちょいとヨガ哲学を
お伝えできたらと思います♡
(今回も投稿が消えるのをビビッて
画像は添付しておりません・・・)
では、また(^^♪
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