ビジネスとヨガ 私の体験談
会社に勤務していた頃、
2つの部署でチームリーダーを経験させていただきました。
今思い返せば
すっごくいい経験でした。
特に最初にリーダーを担当した時の経験は
私の中の大きな財産です。
でも
その頃は、
くっそしんどい!!!(ハハ、失礼♡)
という思いばかりでした。
先輩には気を遣わないといけないし~
後輩へは仕事の指導や
健康状態にも
気を配らないといけないし~
と思っていて
話す言葉を選び・・・
用事は頼みやすい人に頼んで・・・
後の頼めないことは、自分でやる!
と遠慮して
それが自分にできることだ、と思っていました。
今思えば
周りのメンバーのことを
信頼できてなかった証拠かもしれません。
特に、ひと回り以上年の離れた女の先輩は
会社でも有名なほどの怖い先輩で(本人も自覚あり)
お仕事を頼みづらく、
煮え切らない私の指示に
先輩も怒りが爆発!(T_T)
先輩と口論になって
上司に間に入ってもらう始末で^^;
仕事にも行きたくない時期がありました。
そこで立ち止まって考えました。
「チームリーダーって、私の役割って、なに?」
上司の「『人を回すことを学びなさい』」という言葉の意味も
全く分からずでした。
・・・大事なことを忘れてたんですよね。
仕事の目的は「ゴールに向かうこと」ということ。
そしてその時のゴールは
「正確に、丁寧に、早く、仕事をこなすこと」でした。
そして私の役割は、
ゴールへの進捗状況を見て
効率よく駒を進めるにはどうしたらよいかを考えること。
分からなければ
人に相談すればいい。
出来なければ
人にお願いすればいい。
出来るかどうかは、相手が決めること。
なのに当時の私は、
「人間関係を良好に保つ」ことをゴールにしていたように
思います。(それも大事だけどゴールじゃないものね。)
それからの私は
事あるごとにチーム内会議を開いて
仕事の進め方を相談しました。
でもここにたどり着くまでは勇気がいりました。
だって「自分にはできません」って
言ってるようなものだもの。
でも結局「自分にはできません」
なんです。
「○○を○○までにやりたいんですが
いい案はありませんか?」という発言も
今までの私では「負けてる」ような
気がして言えなかったけど、言えるようになりました。
これを言ってからは
周りの人がどんどん意見を出してくれて
どんどん協力してくれるようになりました。
口論となった先輩からは
「やっと私も仲間に入れてもらえるようになったわ」
と言われました。(気を使われてたのがいやだったのね、と反省)
仕事を上手く回したいのは、みんな同じ思い。
その後私が異動してから、残ったメンバーが
「よく頑張ってたね・・」
と褒めてくれました。
向かうべきゴールに向かうこと。
そこに感情を入れて、もつれさせないこと。
ただただ、ゴールに向かうには
何が必要か、そこに向き合う。
周りとの比較や意地や背伸びはいらない。
ヨガで学んだのはそこでした。
1つ1つのアーサナ(ポーズ)に
完成形というのがあります。
そこに向かおうとすること。
向かうクセをつけると
ヨガ以外のときも
そのクセが染み付いています。
今の仕事のやり方に限界を感じているなら
難しく考えすぎてしまっているのかもしれません。
一度、シンプルに戻ってみませんか。
「かっこ悪くても」いい。
むしろ向かう姿は
「かっこいい」。
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