体の変化を言葉にする:ピラティスで深まる自己理解

「仰向けで寝られるようになったんです」

ピラティスのレッスンで、そう話してくれた生徒さん。


いつもは、

「家族の用事があって、直前予約ばかりですみません…」って、控えめな方。


でも、その言葉とは裏腹に、

レッスンにはコツコツと通ってくださっていて。


回を重ねるごとに

ピラティスのフォームが

どんどん美しくなっていくのが

本当に良く分かるんです。


長年のクセも、少しずつ、

確実に改善されています。


その生徒さんからの、

「最近、そういえば、仰向けで寝られるようになったんです。」

という言葉。


以前は

「仰向けで寝る時は、片膝を横に曲げないと上を向けなくて。

だから、横向きで寝ていた」のだそうです。


それが、脚を伸ばして上を向いて寝られるようになった。

「いつの間にかできるようになっていた」と

おっしゃっていました。


身体の変化って、本当に不思議ですよね。

ふとした瞬間に、「あれ?」って気づく。


ピラティスを続けていると

そういうことって、よくあるんです。


その方は、レッスン後に

もう一つ、こんなことも話してくれました。

「(今日のエクササイズの)〇〇の動きが苦手でした。

出来なさすぎて、どうやったらこの動きができるのか、

身体の動きのやっている感覚が分からなかった。」


…実は、私も、ダンスをやってた時に、

同じような経験があるんです。


やったことのない動きって、最初は本当に、どうしたらいいか分からない。

動きがコントロールが出来なくて

身体が、まるで自分のものじゃないみたいに感じるんですよね。


そして他の生徒さんも

全く同じようなことをおっしゃっていたことがあります。


「どうできないのか」を、具体的に言葉にしてくれた。

これって、すごいことだと思うんです。

自分の身体への意識が、ものすごく高まっている証拠。

「できない」を「わからない」に変えることができた。

これって、大きな、本当に大きな一歩なんです。


もちろん、ああ気持ちよかった、っていうので

終わるのもいいと思います。



「身体の変化を感じているけど、うまく言葉にできない」

「レッスンについていくのがやっとで、自分の身体のことまで考えられない」

って思っている方もいると思うんです。

もしかしたら、


「自分のことを話すのは、なんだか申し訳ない…」

「他の生徒さんの迷惑になるかもしれない…」

って、遠慮している方もいるかもしれない。


身体の変化を実感して、

それを言葉にしてくれる方がいると、私も本当に嬉しい。


もちろん言葉にしないのも自由です。

余韻を味わいたいときや

言葉にしないからといって何も感じていないわけじゃ

ない。


ただ、自分の身体の感覚を置いてけぼりにする人に

なってほしくないなと思います。


身体は一生寄り添うパートナーですからね🌞


身体に寄り添いながらエクササイズしていきましょう♪


ではまた😊




美香ヨガ&ピラティス 東大阪

美香ヨガ&ピラティス 東大阪 東大阪市若江岩田駅前市民プラザ(希来里施設棟5階)をメインにレッスンを開催しています